日時:2017年7月13日(木) 13:00〜16:00 (12:30 開場)
16:30〜 レセプション
会場:東京都市大学 二子玉川夢キャンパス
主催:世田谷ポートランド都市文化交流協会準備会
参加費
(会場入り口でお支払い下さい。)
一般:1,500円
学生:無料
レセプション:2,000円(一律)
開催趣旨
2017年3月、オレゴン州ポートランドではアメリカ最大級の日本庭園が50年ぶりにリニューアルオープンし、日米の関係者による記念式典が盛大に開催されました。オレゴン州ポートランドは「全米一暮らしやすいまち」として知られ、緑と環境を重視した都市づくりと、中心市街地の古い倉庫やビル群をリノベーションで再生させることに成功し、新しいライフスタイルが全世界から注目を浴びています。
「世田谷ポートランド都市文化交流協会準備会」はポートランドの魅力に魅せられ、ポートランドが培ってきた独自の都市文化を基軸にした日米の交流をより一層深めようと集まった有志の集まりです。このたび、ポートランド日本庭園CEOのスティーブン・ブルーム氏、日本庭園の建物の設計を手がけられた建築家の隈研吾氏を招いて「ポートランドと世田谷をつなぐ暮らしやすさの都市戦略---日本庭園リニューアル記念」と銘うったシンポジウムを開催いたします。「環境」「文化」「みどり」「歴史」「交流」「多様性」などをキーワードにしたこれからの都市の価値を高めていくムーブメントの一助となれば幸いです。
キーノートスピーチ
世田谷ポートランド都市文化交流協会 準備会代表
涌井 史郎 氏
(東京都市大学 特別教授)
造園家。東京農業大学農学部造園学科出身。2003年日本国際博覧会(愛・地球博)会場演出総合プロデューサー、2013年第39回全国育樹祭総合アドバイザーなどを歴任。
これまでハウステンボス、東京全日空ホテル等のリゾート計画や多摩田園都市等の街並みづくり、過疎中山間地域や水源地等の町おこしや村落の活性化対策など、都市から過疎農山村に至るまで幅広く、都市と自然の関わりにおける数多く作品や計画に携わっている。
基調講演
日本庭園再整備の意義と日米の文化交流のこれから
スティーブン・D・ブルーム 氏
(ポートランド日本庭園 CEO)
2005年、ポートランド日本庭園CEOに就任し、北米地域における日本庭園と日本文化の普及に尽力。来場者を大幅に増加させる。大規模拡張工事の実施に当たり、隈研吾氏の協力を仰ぐとともに、拡張工事に必要な資金の手当に尽力。
これまでの功績を称えられ、2015年、日米間の友好交流の増進に顕著な功績のあった関係者に贈られる「日米戦後70年に際する外務大臣表彰」を受賞。
グリーンライフと建築(家)の役割
隈 研吾 氏
(東京大学教授 隈研吾建築都市設計事務所代表)
1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。
2008年、フランス、パリにKUMA & ASSOCIATES EUROPE設立。
2010年、ポートランド日本庭園を市民に開かれた文化複合施設として再整備するため開催されたコンペにて日本庭園の施設設計者に選定される。
国内では根津美術館、浅草文化観光センターなどを手掛ける。
お申し込み先
お問い合わせ
(株)アルキメディア設計研究所
TEL:03-3418-7711
平日10:00〜18:00